『俺がいればお前は最強だ』
ふと立ち寄った隣町の商店街の電気屋で見かけた春の高校バレー全国大会。小学校6年生の日向翔陽は、長身の選手が犇めくコートの中を縦横無尽に飛び回り、得点を重ねる身長170cmの”小さな巨人”のその姿に強烈な憧れを抱く。
3年の月日が流れ、中学校最後の大会に他の部活の生徒に助っ人をお願いしてなんとか出場した日向は宿命のライバル影山飛雄と出会う。試合に出るどころか日々の練習すらままならない中で、バレーが好きという気持ちだけで3年を過ごしてきた日向と、バレーの名門校で”コート上の王様”と呼ばれる影山とでは力の差は歴然としていた。影山を擁するチームの圧勝を誰もが確信した瞬間に見せた日向の”尋常ならざる勝利への執念”が影山の心を揺さぶり、2人は互いの存在を深く心に刻んだ。
惨敗を喫した影山へのリベンジを果たすべく、かつて”小さな巨人”がいた烏野高校へと進学した日向は入学早々体育館へと向かった。バレーボールの弾む音にこれから始まる部活への期待を膨らませていた日向は、その音の主が宿敵影山であることを知る。
そこにいるはずのない宿敵との運命の再会から物語は大きく動き出す。稚拙な技術と170cmにも満たない小柄な体格を補って余りある身体能力を持て余した日向と、卓越したセンスと技術を持ちながらもそれについて来られる仲間を持たなかった影山は、反発しあいながらも互いに譲れぬバレーへの信念を感じ取り、次第に仲間として相棒として信頼し合う仲へとなっていく。
文字通り1人で中学校3年間をもがいてきた日向と、優れた仲間が周りにいながらも孤独に喘いでいた影山が、信じ合える仲間と出会い、一瞬一瞬を必死で駆け抜けながら成長していく。
「目の前に立ちはだかる 高い高い壁 その向こうはどんな眺めだろうか。どんな風に見えるのだろうか。 “頂の景色” おれ独りでは決して見ることのできない景色 でも 独りではないのなら、見えるかもしれない景色」
「ハイキュー」は週刊少年ジャンプにて2012年から連載を開始し、コミックスの累計発行部数は2000万部を突破した大ヒット作品だ。全日本バレーボール高等学校選手権大会第66回大会でコラボレーションポスターを実施するなどマンガやアニメ以外でも人気を博する本作の魅力を、元就活アイドルキチョハナカンシャのなつみちゃんに語っていただいた。
ハイキュー!!
- 著者:古舘 春一
- 出版社:集英社
- 発売日:2012/6/4

–このマンガを読んだキッカケはなんですか?

–好きなキャラクターは誰ですか?:

–日向や影山と同じ1年生で、190cmの長身を活かしたクレバーなプレーをする月島ですか。ひねくれ、生意気、などの素直で直情的な日向とは好対照のキャラクターですよね。
–次に、好きなシーンはなんですか?:

–全国大会行きがかかった県予選決勝で見せたプレーですね。普段は感情を表に出さない冷静な月島が、このブロックでは感情を爆発させていましたね。どこか飄々としてバレーに熱中しきれていなかった月島が”バレーにハマる瞬間”を描いた印象的なシーンですよね。

–このマンガとの出会いがあなたの人生をどう変えましたか?:



–それでは最後に一言お願いします。


ハイキュー!!
- 著者:古舘 春一
- 出版社:集英社
- 発売日:2012/6/4
モデルプロフィール

- 名前:なつみ
- 生年月日:1994/8/22
- 出身地:愛知県
- 職業:学生
- 受賞歴:高校時代にダンスの大会で全国優勝した経験があります
- 趣味・一言:ダンス/学生も最後なのでたくさん旅行したいです
- Twitter:@kichohana_natsu
(カメラマン:伊藤広将)
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